マイノリティ / 独り言

ヘルプマーク、何書いた?

こんにちは、𝒰.です。

初めてヘルプマークを手にした時に、『あれ?そういえば書き方分かんないじゃん???』となったことを思い出したので、あれこれ検索しながら辿り着いた書き方をメモしておこうと思います。需要のある層は…無いかもしれないな!

書き方に正解はないと思っているので、あくまでも一個人が辿り着いた落としどころという前提で読み進めていただければ幸いです。

『ヘルプマーク 書き方』で画像検索しては悩んで、また検索しては悩んで、の繰り返しでした。
なぜ悩むのかといえば、必須項目がない書式だからです。

調子が悪くなったからといっても、わたしは救急車を呼ぶ必要もないし、誰か親族に連絡してもらわないと困るというわけでもありません。だから、本名や連絡先を裏面に堂々と書くのは気が引けました。透明なパスケースにヘルプマークと折ったメモを一緒に入れる案もありましたが、それだと万が一の時に目に留めてもらえないかもしれないし、開く手間も掛かります。

いろいろと試行錯誤して、起こるきっかけ、特性、対処法、お薬の場所、救護の要否を書くことにしました。
これなら闇雲に個人情報を晒すこともないし、裏面が見えてしまっても何も不都合はありません。

ヘルプマークのイメージだけが先行してしまって『これも書かないといけないのか!』と思い違いをしてしまうこともあると思います。でも、書く必要のあること、ないこと、書きたいこと、書きたくないことを柔軟に決められるのが書式が決まってないことの良さだと思いました。
書式が決まってないからこそ、考え過ぎて難しくなったり、悪用されたりすることもあると思いますが。

余談ですが、わたしがヘルプマークを持っている理由は日常生活よりも遠征中のいつもと環境が違う時に起こりやすいからです。今でも突発的な変更が苦手。移動のタイムスケジュールはしっかり組んじゃう。

見た目はごく普通(なつもり)だし、派手なお洋服も好きだし、パブリックイメージから病気や障害に結びつかないこともあると思います。むしろ結びつかないはず。

よく考えてみれば、病気や障害は目に見える分かりやすいものよりも目に見えない分かりにくいものの方が多いと思いませんか?例えばがんも、糖尿病も、基本的には目で見て分かりやすいとはいえません。逆に車椅子を使っているとか、カニュラを使用しているとかは分かりやすいのではないかと思います。

内部障害なら表に出ることもないのでもっと気付かないでしょう。義手や義足だって容姿が変わるので気付くはずですが、お洋服で隠されてしまえば全く気付かないことだってありますよね。

その為にヘルプマークがあるとわたしは思っています。
どんな困りごとにも使っていいし、助けの手が欲しい時に静かに主張できる(わたしが助けの手が欲しい時は、それ以外のことに気を取られて声が出ない)。これが広がっていくためには知ってもらうことが大事だと思うので、これをきっかけに少しでも知名度が上がればいいな。

最後に、ヘルプマークは売買しちゃ駄目ですよ。

お読みいただきありがとうございました。

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writer

音楽とライブハウスと文具が大好きなしがないオタク。インディーズ邦ロックに夢中。 別名義でイベント企画の準備中。

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